加速するタコツボ化 フィルターバブル
高校生の書いた取材記事を「チルドレンズ・エクスプレス〜インターネットは民主主義の敵か、味方か」を読みました。
フィルターバブルについて中心的に書かれている。インターネットでの検索アルゴリズムは、似通った情報をつなげる機能があるがゆえに、見たいものしか見なくなるリスクが大きくなる。
情報がタコツボ化すれば、必然的に人の意見もタコツボ化していく。
つまり、同じような意見を持つ人は、同じような情報に触れるばかりで、全く違う意見情報に接する機会が少なくなってしまう。
自分自身がフィルターバブルの中にいることを自覚していかなければならない時代だということだろう。
人間自体がそういう側面を持つのに、人間が使う道具がそれを加速化させている。
民主主義が全体主義に陥り易い時代なのかもしれない。
そう考えると2005年以降の日本政治のスイングぶりももしかして、、、。
中越沖地震から10年 、柏崎の花火
民進党代表選挙と内閣改造
蓮舫氏は辞任したが、稲田氏の辞任がより大きな話題だった様に思う。この1年というもの、戦略なき場当たり的な党運営が、党勢を削ぎ、多く支援者を離反させたように思う。
今回の内閣改造によって安倍政権は仕事をこなしながら、支持率を少しずつ上げて行こうとしているように感じる。解散はこの改造で遠退いた気もする。
しかるに、これから行われる代表選挙でわが党も新しい体制となるわけだが、せめて主体的建設的に世論に訴求する政策メッセージを出し続ける執行部であってほしい。
流れに乗って批判するのではなく、メッセージを出し続けて流れをつくっていく姿勢こそ臨まれる。
そう考えていたら、また離党者が出るようだ。代表選挙直前の離党は余程の理由と考えるが、果たしてどれ程のものだろうか。