鷲尾英一郎の日記

鷲尾英一郎衆議院議員(地元出身!県民党として動く! 筋を通し行動する!)の公式ブログ。鷲尾英一郎本人更新

鷲尾英一郎の日記

新型コロナウィルス緊急経済対策が発動中!

つい先日4月30日に令和2年度第一次補正予算、いわゆる新型コロナウィルス感染症緊急経済対策が国会で議決されました。即日、実施されています。特に関心の高い政策について簡単に解説していきます。

 

まずは、ひとり10万円を支給する特別定額給付金です。簡素な仕組みで、スピーディーに、的確に皆さんお一人おひとりへの支援を行います。住民基本台帳に記載されている者が対象で、市区町村が支給する実務を担当しています。申し込みの方法は市区町村にお問い合わせいただきたいのですが、市区町村の受付窓口において申請、給付を行うと、感染拡大の可能性があることから、原則、世帯主が郵送申請するかオンライン申請(マイナンバーカード所持者のみ)することとなります。

 

ただし、DV 被害者の方などは特別な配慮が必要なので、事前に申し出ていただき、DV 被害者本人に的確に支給されるようにします。児童養護施設、高齢者施設などは施設長が代理で手続きをすることになります。必ず一人ひとりに的確に支給されることが狙いです。申請期限は受付スタートから3か月以内となります。

 

当初、支給世帯を著しく限定し30万円を支給する案となっていましたが、特に迅速に支給しなければならないことに加え、国民全体がおしなべて何らかの被害を受けている状況で、特定の人たちだけに支給することは、国民を分断することにつながります。皆さんがおしなべて支払っている税金だからこそ、こんな時だからこそ皆さんに支給されるべきです。4月中に予算成立することになり本当に良かったと思っています。というのは、当初5月以降議論されるであろう第2次補正予算で、という可能性も濃厚でした。今回は総理の判断で当初の予定から第一次補正予算を組み替える決断となりました。

 

より良い政治決定のためには躊躇せず過ちを修正していく。立場があればあるほどなかなかできないことです。政治の現場がどのようになっているのか、皆さんへできる限りお伝えする努力を続けていきたいと思います。ワイドショーを見ているだけではかえって政治の現場とはかけ離れたイメージになってしまいます。

 

次回は事業者の皆さんに持続化継続を下支えする事業化給付金について解説いたします。

 

令和2年5月4日

衆議院議員 鷲尾英一郎