加速するタコツボ化 フィルターバブル
高校生の書いた取材記事を「チルドレンズ・エクスプレス〜インターネットは民主主義の敵か、味方か」を読みました。
フィルターバブルについて中心的に書かれている。インターネットでの検索アルゴリズムは、似通った情報をつなげる機能があるがゆえに、見たいものしか見なくなるリスクが大きくなる。
情報がタコツボ化すれば、必然的に人の意見もタコツボ化していく。
つまり、同じような意見を持つ人は、同じような情報に触れるばかりで、全く違う意見情報に接する機会が少なくなってしまう。
自分自身がフィルターバブルの中にいることを自覚していかなければならない時代だということだろう。
人間自体がそういう側面を持つのに、人間が使う道具がそれを加速化させている。
民主主義が全体主義に陥り易い時代なのかもしれない。
そう考えると2005年以降の日本政治のスイングぶりももしかして、、、。