鷲尾英一郎の日記

鷲尾英一郎衆議院議員(地元出身!県民党として動く! 筋を通し行動する!)の公式ブログ。鷲尾英一郎本人更新

鷲尾英一郎の日記

怒涛の一年間

暑中お見舞い申し上げます。

連日の猛暑で、体調を崩されぬようご自愛ください。

いよいよ甲子園が始まったが、昨年の今頃を思い出せば、都議会で小池さんが第一党を奪取し、都民ファーストの名前が轟き、民進党は戦略なき大敗北を喫して、蓮舫代表が辞任してしまった頃だ。民進党は代表選挙に突入していった。
今はもう既に民進党は消えて無くなり、蓮舫氏は離党した上、昨年の代表選挙で敗北した枝野氏が率いる立憲民主党に所属している。その代表選挙で勝利した前原氏は希望の党への合流を図り、その希望の党も崩壊して国民民主党となった。他にも元民進党の無所属議員が沢山いるというよく分からない有り様だ。
私自身は、昨年の衆院選において、立候補に際し、党の決定(希望の党への合流)に造反したため、離党届けを提出して無所属で立候補して勝ち上がった。総選挙が終わった時点で、完全に無所属となっていたので、その後の野党の有り様を他人事として見ている。
完全無所属なのだから、当然だ。
そんな立場で眺めていると、野党は与党の数の横暴を許さない!とよく言うが、独りである私には事前でも事後でも何かしら連絡なり、相談があるわけではない(仕方のないことと受け止めているけれど)。せめて、ここ一番で一緒に行動してほしい時などは、依頼なりがあるのが普通だと思いたかったのだが、それも全くない。むしろ梯子を外されたことがあったくらいだ。
となれば、私から見れば、野党が決めたことには黙って従え、的に思えてくる。つまり間違いなく数の横暴である(笑)。
そう思うと、言ってることとやってることが違うとことを見せつけられている気がして、かえって自分自身の座標軸を大切に、付和雷同せず行動していこうと強く思う。
ところで、今の野党の混乱は、私が思うに2015年に安倍政権下で安保法制が議論される中、当時の民主党執行部が共産党を含む野党共闘路線に舵を切ったことが発端だと思っている。
そこから日本維新の分裂、民進党の誕生、その直後、2016年7月の参院選から本格的な野党共闘路線に入った。その間、私は周囲と異なり首尾一貫して独自路線を追及した。もちろん様々な意見を述べ行動してきたが、党人として決まったことには従ってきたつもりだ。昨年解散した時に造反するまでは。
総選挙が終わった後も、全国に先駆けて「新潟県民の連帯」という枠組みをつくった。しかしそれも、米山知事の辞任をきっかけに雲散霧消した。
努力はしてきた積もりである。しかし、自分を取り巻くものがどんどんなくなっていく。党の消滅、米山知事の辞任、「県民の連帯」の雲散霧消。
この間、自分の努力の方向性が間違っていたとは思わない。ただ、努力を続け筋を通していたら、いつの間にか完全無所属の立場になっていただけだ。だからと言って、政党政治に鑑みて、ずっと完全無所属でいるわけにはいかないとも思う。
いつかこの怒濤の1年間、特に野党共闘路線との格闘や、土壇場での覚悟なり行動、今後の展望をしっかりと文字で残そうと思っている。

自分自身の座標軸

まず始めに西日本7月豪雨で被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げ、亡くなった皆さんのご冥福をお祈り致します。

まさに今災害復旧に携わっている全ての皆様に敬意と感謝を申し上げ、続く台風災害にどうかご注意頂きたいと存じます。

 

最近、地元を歩いていると、わしおさん独りじゃ何もできないんじゃないか?、何処にいくんだ?というご指摘を頂戴することが多い。
初当選以来、二大政党政治を志向して来た自分としては、今まだ行動すべき時とは思えない。
そもそも、昨年の衆院選において解散当日希望の党への合流を提案されたが、明確に反対の趣旨を表明し(前原提案を承認せず)、その後離党届けを提出して無所属にて出馬した経緯からご理解頂けるとは思うが、好き好んで無所属でいるわけではない。
もちろん政党政治であるから単独でやれることが限られているのは百も承知だ。
ただ、余りにも軽々しい動きには本能的についていけない。同調圧力にただ従うよりも納得して行動したい。
じっくりと状況を見定めながら、ひとつひとつ積み上げて、行動すべき時は必勝の算段の下、一気呵成を心がけたい。
そんな思いでいるので、本人はいたって淡々と時機を見定めているつもりである。
周囲の状況や相場感と余りにも差があって、誤解されることが多く、よく分からない動きに巻き込まれることもある。しかし自分自身の座標軸がぶれていなければ、いずれ皆さんにもご理解頂けると確信している。
さはさりながら、現段階でも巻き込まれてしまいがちなものについては、明確に述べておきたい。
例えば、野党共闘だ。私は共産党との共闘路線には明確に反対だ。政権をともに出来ないのに、衆院選で連携するのはあり得ないと思っている。周囲の同調圧力は凄まじいものがあるが、付和雷同しても未来はないと思っている。
次に、民進党、国軸の会で一緒であった長島昭久氏の発信についても申し上げたい。
長島氏はご自身の事情で国軸の会会長でありながら離党し、その後希望の党に参加、さらに希望の党解党とともに無所属となっている。
私が今、無所属でいることとは経緯が全く違う。
無所属同士、保守系同士で新党や会派結成の呼び掛けがあっても、私は長島氏と行動を同じくするつもりはない。
志摩臆測が飛び交うのは大変迷惑なので明確に申し上げておきたい。

米山隆一新潟県知事の辞任

冒頭にまず、県政与党として、知事辞任という混乱を招き、県政改革途上で知事選をせねばならなくなったことをお詫び申し上げます。

 

今週、残念なことに米山隆一新潟県知事が辞任した。プライベートな女性問題での退場に、残念な思いしかない。米山氏が知事に当選後、一部の民進党県議の反対を押し切って社民党との会派合流を成し遂げ、新会派「未来にいがた」は県政与党として漸く真価を発揮する所だった。

新潟県議会は長らく自民党が圧倒的多数を握り、既得権益の巣と化していた。新潟県政の本当の改革はこれからで、統一地方選挙に向けて、力強く歩みを進めていた。しかし、である。政治とは無情だ。

だが、ここで気落ちしてはいられない。

次の知事に相応しい候補者を皆さんにお見せし、原発に関する対話路線をしっかりと継承し、長年の懸案である県政改革に邁進せねばならない。折しも、安倍政権下の原子力規制委員会では柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を認める報告書が出ている。他方、県では検証を行っている最中なのだ。いきおい、今回の知事選は明確に、原発に関する態度の信を問うことになろう。県民の安心を守るための戦いになるのだ。

加えて安倍政権一強の弊害がいよいよ強まっている。官僚組織への指導力不足、それによるモラルハザード監督責任は逃れるべきことはできない。現在の自民党に県政改革を任せることなど断じてできるわけがない。このところの報道を見ると、何やら新潟県自民党が「県民党」を看板詐称しようと画策している。候補者の背後について強力な支援をしながら、選挙資金も組織も何もかも全面的にバックアップしながら、名前だけ県民党を唱えるつもりなのだろうか。それは余りにもご都合主義であり、県民はすぐさま見透かすだろう。

幸い、地元には、地に這う努力を惜しまず長年の活動を続け、本当に無所属で勝ち抜いた猛者である衆議院議員が何人かいる。彼らともよくよく相談しながらこの県知事選挙を戦い抜きたい。

完全無所属かつ、真の県民党 
衆議院議員 鷲尾英一郎