消費者目線で里山の保護とジビエの活用を考える。
消費者目線に立った里山づくりが放置され、結局、鳥獣被害が増え、各地で鳥獣被害に頭を悩ませている。私の地元でも、最近、本当に熊の出没が増えたように思う。
悪政策の放置は、その対策の仕様が無いほど、里山の姿を変えてしまった。
特に新潟では、杉が里山を蝕み、さまざまな被害を生んでいる。
昔は、人が木材を生活に使っていたがゆえに、山は財産だったが、今は施しようがないほど荒れている山も多い。
島根県のおおち山くじら生産者組合の取り組みが記事になっている。
島根県美郷町の狩猟者らでつくる、おおち山くじら生産者組合は、需要の少ない夏場のイノシシ肉の利用拡大を進めている。缶詰を商品化した他、7月からはクラウドファンディングで薫製の商品化に向けた出資を募っている。脂の少ない夏のジビエ(野生鳥獣の肉)はシェフらに敬遠されるが、農作物の獣害を減らすためには年間を通して捕獲する必要があり、需要拡大の必要性を訴えていく。
WEBサイト:おおち山くじら生産者組合とは | おおち山くじら生産者組合
記事にある通りジビエの活用が叫ばれるのも苦心の策と言えよう。
ただし、忘れてはならないのは消費者目線だ。
市場に受けいられる仕組みを作るための政策が求められる。