核シェルターの装備率が先進国最低、日本にける思考停止の罠。
(2017年08月31日 BBCnews)
日本は世界で唯一核攻撃を受けた国である。
世界各国から日本の安全保障については注目が集まっている。
これまで北朝鮮は、何度も我が国に対して挑発的な言辞を弄し、かつ実際にミサイルを発射してきた。その北朝鮮の行為自体が、実は自衛権発動の三要件をすでに満たしているという解釈も成り立つのだ。
ただ、政府はその立場に立たないだけだ。つまり解釈によって政府は防衛出動をしないだけである。
解釈によって自衛隊が出動するかどうかが決まる現状は、実は立憲主義という観点から問題がある。
自衛隊の存在自体も解釈、自衛隊の出動自体も解釈である。そろそろ憲法を改正し解釈でなく憲法に基づいて政府が自衛隊組織を運用すべき時代なのではないか。
余談だが、唯一核攻撃を受けた国にしては、核シェルターの装備率が先進国最低なのは、やはりこの国の安全神話がなせる業だろう。原発の安全神話だけではない。
いかに日本には思考停止の罠が平和ボケによって拡がっているかということを痛感する。